【ASDが原因で不登校になっているケース】
・友人や先生に心無い言葉を言ってしまう(本人は悪気はない)
・集団行動が苦手で周囲の状況が理解できない
・先生の話が理解できない
・国語などの文章、作文が苦手
・漢字の画数が多いと覚えられない
・気持ちが分かりにくいのでコミュニケーションが怖い
【ADHDが原因で不登校になっているケース】
・衝動性があり注意されてしまう
・勉強に集中できず教室が疲れる
・じっとしていられず走り回ってしまい注意される
・ワクワクすると周囲の状況が見えなくなる
上記がよくある内容です。
その他、ASD/ADHDのクラスメイトから嫌なことを言われたりされたりして不登校になっているケースや、学校以外でもスポ少などで気の強い子やASD特性がある子から傷つくことを言われ辞めてしまう子も多いです。
更に複雑なケースでは、スポ少の監督の子がASDでチームメイトに嫌なことを言ってしまい、チームメイト複数人が嫌な思いをしていて改善して欲しいが、「監督に、あなたの子どもがASD傾向がありうちの子以外にも傷ついていて困っている」とはいえずに、どうしたらいいでしょうか?という相談もあります。(加害側と被害側の両者が相談に来ることも少なくないので、その場合は、互いの関係性を改善するようなアドバイスを個別で行うこともあります。もちろん、両者、相手方が当所にきて相談していることは守秘しながらなので黙秘の関係調整というところでしょうか。)
最後に
ASD/ADHDの不登校や問題は、子どものうちに解決しておかないと中学生以上になると大きな問題が起きることが多いです。
また、社会に出た際に仕事でミスをしたり、婚姻後に配偶者と話が噛み合わないことで口論(離婚)になったりするケースも多いです。
悪化レベル1(回避初期)
子が学校を休みがちになってきた、親は一日二日の休みならばと何も言わなかった。またはそこまで深く考えなかった。
悪化レベル2(回避中期)
子が学校に行きたくないと言い始めた。親は理由を聞き「頑張れ、それぐらいは我慢する、将来はどうする」という話をした。
悪化レベル3(回避後期)
子が週の半分も学校に行かなくなった。親は「早く起きなさい、学校に行きなさい」と声をかけるが仕事があるので時間になると家を出なければならない。子は登校せず家にいる状態が続く。(子どもの不登校理由が不明なまま休んだ日数がトータル20日を越えた)
悪化レベル4(自閉初期)
子が自分の部屋から出てこなくなる。初めは食事も共にしていたが段々と深夜などに一人で台所から食べ物を持っていき自分の部屋で食べるようになった。心配した母親が子の食事だけ別に準備するようになる。
悪化レベル5(自閉中期)
子が学校へ行く意欲がなくなり、登校した場合、自分の居場所がない、クラスの同級生からどう見られるかが気になる、勉強もついていけないかもしれないという不安を抱く、引きこもり不登校が3週間以上経過しても親は具体的な改善策や専門家への相談もしていない状態になる。
悪化レベル6(自閉後期)
子が不登校になり1か月以上経過し子は自分の部屋で朝から晩まで携帯電話やスマホでインターネットやゲームをするのが日課となっていく(止めるように言っても聞かない、風呂場までもっていくという依存状態含む)、親は学校の先生と話はするものの、学校の先生は「学校でみんな待っている」「教室に入りづらいならば保健室でも構わない」というが子どもは登校する様子はない。親は役所の相談などに行くが結局、学校の先生と話してくださいという結末となる。(このレベルになると起立性調節障害、周期性嘔吐症などの症状が出る)
※このステージでは、ゲーム依存が始まる、昼夜逆転し不登校から引きこもりに移行する時期である。
悪化レベル7(下降初期)
学校の先生が子に会いに家庭訪問するが上記6と同じことしか言わないので根本的な解決には至らない、親も根本的解決の方法を未だに気付いていない。子によっては過敏性腸症候群・心因性咳嗽・コリン性蕁麻疹(心因性蕁麻疹)、教室に入ると他人の目が気になる、教室が騒がしい、電車などの空間や閉鎖的な場所に不安を感じるなどになり登校出来なくなり家でゲームやテレビをみる生活から抜け出せなくなる。入眠障害・睡眠障害に至り、全く眠れなかったり寝付くのに30分以上かかる、寝付いても3時間程度で起きてしまうなどが起きる。その他、このステージまで深刻化すると保護者が子のいいなりになってしまうケースが非常に多く、子が来週・来月・来期から学校へ行くといい親は子の言葉を信じ待ち続けるが当日になり行かないと言い出す、相談所へも同様で来週なら行く、再来週なら行くというが当日になり行かないと言い出す。行かないのは最初から分かっているが現状を理解していない保護者は子の言葉を鵜呑みにして無駄に時間を経過させ更に不登校を悪化させてしまう。※時期が6月・11月・1月である場合は特に重要時期です、この時期はすぐに動かないと長期休校前に再登校させないと休み明けからは登校はできない。
※ゲーム依存(障害)について
悪化レベル8(下降中期)
子が引きこもり不登校になり3か月が経過し季節の変わり目になり学校へはもう行かないと心に決める、親は子が不登校になっている状態に慣れ、早く起きなさい、学校へ行きなさいという事も言わなくなり、晩御飯の時だけ「ご飯だよ」と一応、声掛けだけはする程度になる。子によっては自分の居場所を奪われまいと親に暴力を振るう場合もある。この時点で(躁鬱、鬱病、境界性人格障害(パーソナリティー障害)、強迫性障害、パニック障害、双極性障害、解離性障害、お前はいらない等の幻聴が聞こえる、追いかけられたり襲われるような怖い夢を頻繁に見る)病気かもしれないと疑い子を病院へ連れて行こうとするが子が抵抗し病院には行けずに日だけが過ぎていく、気づいた頃には数か月経過し親では手が終えないことに気が付く。学校や病院、児相からは様子をみましょう、自分で動き出すまで見守りましょうと言われ待ち続けるが自力で再登校する可能性がないことに気付き始める。酷いケースでは、学校・児相からの助言を守り続け、見守り放置2年経過しこれでは何も解決しないと気付いたケースもある。
このステージでは、親は子どもの転校も考えるのですが、転校して根本的解決には至らない為、転校を繰り返すケースもあります。過去、仙台市内で3回転校を繰り返し3校とも不登校になり、ようやく転校しても(環境をかえても)根本的解決にはならない(根本的問題はそこではない)と気付き相談に訪れた方や定時制高校を4校転校した方もおりました。ASD/ADHD等の場合は発達障害がある子が集まる学校に入れてしまえば子どもは負担が軽減すると考え転校させた結果、中学生までは問題の回避ができましたが高校以降は回避することもできない現実を知り、また不登校になりようやく根本的解決に踏み出したケースもあります。
※最悪のケース
両親が子にどうしたいと聞き、当然、子は学校に行きたくないと答えるため、結果的に社会生活の離脱・自閉を容認してしまう。その後は携帯やスマホ、YouTubeなどの動画に依存する生活となるが、親は楽しみを奪っては逃げ道が無くなると誤認し更に子は引きこもり生活が定着していく。更に悪化をたどる家庭では親がゲームや漫画依存、親が幼児期に不登校になった経験がある場合、本人の好きなようにさせた方がいいと自分の経験(不登校を継続)から同じ道を歩ませてしまう。子に友人はいらない・学校なんて行かなくていいとの発言が更に不登校を定着させる。
悪化レベル9(下降後期)
子が引きこもりになり5か月以上が過ぎると子は学校で学ぶことは考えずに今(引きこもり)の状態をどうやって永続するかを考え始める、親は子の再登校は諦め働ける年齢になったらどのような職業(アルバイト等でも構わない)でも構わないので自立して生きてほしいという考えとなる。この時期で多くなるのが子どもが様々なことに不安になり、不安障害や強迫性障害、鬱状態、入眠障害、睡眠障害になる、親はメンタルクリニックに連れていき医師から、今は学校に行かないで1か月くらい休ませたらいいのではないでしょうかと助言され1か月学校を休ませてしまう。(エヴィリファイ1mg程度の気休め薬を出される)これがきっかけで完全引きこもり状態に陥るケースも多い。医師は不登校の専門家ではないので、だた休ませれば治ると思っているが、学校を休ませたことで治ることはない。相当悪化して引きこもりになっているケースでは、兄弟に対して暴言やいじめが始まる時期である。その影響もあって兄弟も不登校になったり体調不良になることもある。保護者までも精神的に不安定になり安定剤を飲み始めたら既に家庭崩壊は秒読み段階と言える。
酷いケースでは小学生でリストカットしていてもスクールカウンセリングを受けるだけで専門的カウンセリングを受けさせずに薬漬けにしてしまう。 ストレスも限界に達し抜毛を行う時期もこの時期である。
中高生においては、自分はゲームが好きだからゲームに関わる仕事をいつかすればいい、通信制高校へ編入するというが、他人からどう思われるか、視線が気になる、他者に合わせてコミュニケーションを取るのが疲れるなどの症状や根本解決がされていないので結局、続かず留年・退学してしまう。言うまでもないが、勉強はせずゲーム三昧の日々は不登校になった数年前から変わらないので、そのまま引きこもりになる。
※子どもが通信制なら大丈夫、勉強もやるという言葉を鵜呑みにする。編入したが変わらない現実(結末)まで至りようやく気付く保護者もいる。
【このステージでの注意点】
※児童精神科の看護師にペアレントトレーニングを勧められやっていたが、どんどん子どもが我儘になっていった。という方もおります。ペアレントトレーニングは不登校改善の初期に行うと子どもは試し行動を行いコントロール出来なくなり保護者が振り回され疲弊します。ペアレントトレーニングは不登校改善初期の原因と再登校準備及び保護者が対応方法を身につけた後に、再登校後の中間期から行うものです。
※児童相談所の親子カウンセリング(表面上の内容だけで原因を追及することはない)を月1回行っても改善することはない事実に気付くのに相当な時間を経過させてしまう。
※過食嘔吐を繰り返し、ホースを使っての嘔吐など末期状態になるケースもある。
※この時期の子どもは過敏状態に入り「学校が騒がしい」「うるさい子が多い」といい始める。
※昼間は家を出ないが土日は親と外に出るのでうちの子はまだ大丈夫だ、学校に行くように言わなくなったら家でも普通に話をするしと考え、相当な末期に至っていることに気付いていない保護者もいる。
・リストカット(自傷)自殺、他害の可能性がある場合:措置入院に関する情報PDF
【要注意】
1.稀ですが、病院の医師に不登校相談をしているケースもありますが、医師は不登校相談の専門家ではありません。また、見守りましょう、休ませましょうと言われ放置してしまい半年以上引きこもりにして(更に悪化させ薬漬け)しまうケースもあります。
【病院のカウンセリングについて】
病院のカウンセリングは基本的に話を聞き励ますことのみで不登校や性格の修正、問題解決や適応というものではありません。1000件に1度の割合で病院のカウンセリングを受けているので大丈夫と考える保護者がおります。結果、半年以上も経過させ薬を飲ませ続ける状態にまで悪化してから連れてくるケースもあります。
【最低でも5000件以上の実績】
私設のカウンセリングルームでも、臨床心理士・公認心理士がいるのでと考える保護者がおりますが、不登校や対人関係の改善・カウンセリング実績がないところ(臨床心理士・公認心理士でも経験が浅ければ素人)では改善も解決もしません。※未成年者のカウンセリングルームを探す場合、不登校関連(未成年者)の心理カウンセリング実績は最低5000件以上と考えた方が宜しいです。
2.不登校を改善した経験のない素人カウンセラーに相談してしまい無駄に時間を経過させ悪化させてしまうケースもあります。ただ話を聞くだけ、外に遊びに連れて行きたわいもない会話をするだけという心理カウンセリングルームもあります。
【児童相談所に相談したが解決しない】
児童相談所は虐待や不良行為、不登校などの窓口的役目であり解決する相談所ではありません。心理士・児童福祉士も基本的な児童心理を学んでいても不登校に関して熟知していない方が殆どです。児童相談所の業務として不登校のシンポジウムや全国の相談所への技術支援を目的とした訪問も行われていません。職員が個人的に全国の有名な不登校相談所へ足を運び学んでいるというもの聞いたことがありません。結果、様子を見ましょうといわれ放置状態で悪化してしまうケースが非常に多いです。また、子どもの話を聞いてあげて下さい。褒めてあげて下さいといった表面上のことだけアドバイスをするため保護者は褒めれば不登校の問題が解決すると思い込んでしまい相当な日数を経過させてから意味がないことに気付きます。
悪化レベル10(副末期)
小学生であれば学校に行かなくてもいいから家で勉強していればいいと考えるステージ。
中学生では卒業する年齢まで不登校を解決せず時間だけが経過したステージ。
年齢が16歳頃であると17歳以上になると家を出なければならないのかという不安に襲われる、これまで何年も引きこもりの状態から急に社会に出て他人と接し所得を得て行くのは不安であり目標すらないのでやる気が起きない状態となる。この現実から逃げるにはどうすればいいかを考え始める。親はそろそろいい(働ける)年齢なのだからアルバイトくらいして社会に出る準備をしなさい、これから一人で生きていくんだよと子に話すが、子の状況や気持ちには全く気付いていない。
小中学生の場合、中にはフリースクールなら子供も抵抗なく通えているのでフリースクールでやりたい時に勉強をさせ遊ばせていればいいと考えてしまう親もいる。最終的には親が不登校から目を逸らし生きていればそれでいいと語るケースもある。
本来、親は「子に最大限の教育を受けさせ将来を選択できるようにしてあげるのが親の務め、生きているだけでいいというのは非社会的な考えであり将来、子が自立し生きていくことを考えるとしっかりと学び他人との生活もできるようにならなければならない。
1000件に1件ある「一生引きこもりでも、生きてればそれでいいでしょ。ブログ記事へ>>」という犬や猫感覚の親もいます。
※高校に進学しなかった子や18歳を過ぎて引きこもりになっているケースでは、アルバイトの面接を予約しても当日になり行かない、アルバイトの日になるやる気が出ない、めんどくさい、全てどうでもいい、人と会いたくないといい何もしなくなる。(将来について保護者が助言すると最後は死ねばいいと答える)更に最悪のケースでは、このような児童が正常な判断ができない事実に気付かずに児童と話し合った結果(正常な判断ができないので、改善よりも現状を維持することしか考えていない児童と、その話を鵜呑みにしてしまい子どもは話をして理解した、または、やる気がないのでカウンセリングや相談をしても無駄と思い込んでしまう保護者)、どこにも相談せずに時間を経過させ放置するという決断を下し、それから数か月が経過し、子どもと話し合っている場合ではなく保護者の判断で救済するレベルまで悪化した事実に目が覚める保護者もいる。
悪化レベル11(末期)
強迫性障害、うつ病、不安障害、睡眠障害、入眠障害にまで至っても不登校の専門家に相談せず放置しているケースや病院で薬だけもらい薬漬けにしているケースの大半を占めるのがこのステージ。OD、リストカット、首絞めなども激しくなる。情緒不安定で抜毛症や皮膚むしり症に至る児童も多い。
子どもが中学生以上であると、子どもの奇声や暴れることへの恐怖心から親が怯えはじめ、子の引きこもりは更に定着し、子の部屋には誰も入ることが出来ない状態となる。声掛けは安否確認(自死していないか)のため行うようになる。親子間が破綻している場合は、親がこの部屋に食事を届け、食べていれば生きているという確認を行うだけになっており、子どもは親がいるときは部屋に籠り、家に誰もいない状況の時にだけ風呂に入ったり食事をしたりするケースもある。問題を早期に解決しないで放置しているケースでは、夫婦問題で離婚寸前に加え子ども全員が不登校や引きこもりになっているケースや兄弟2人が相次いで自殺未遂を起すケースも過去にありました。
親はようやく自分たちの力ではどうすることも出来ないことに気付き専門家に相談に行く。(精神疾患の場合は強制入院させたいが子が暴れ物を壊したり暴言を吐くため両親だけでは病院へ連れて行けなくなる、自室にバリケードを構築し親の侵入を阻止するケースもある)
※子どもが中学生から不登校、引きこもりになり家で寂しいだろうから犬を飼いはじめ、そのまま23年間引きこもり、統合失調症にしてしまったケースもあります。病気になるまで放置してしまった場合はすぐに病院へ連れて行って下さい。必要なのは犬を飼うことではなく不登校の専門家に相談することです。
悪化レベル12(完全末期)
子がインターネットで自死について検索したり自死するための道具(縄や可燃物)を用意しているのを知りながら安否確認の声掛けのみにとどまる。ケースによっては声掛けもしなくなり放置状態となる。疾患要素が強い場合、奇声をあげたり泣き叫んだりと起伏が激しくなる、家族はその声におびえるようになり極力、家にいないように外出する、家族の精神も限界となり家族間での口論が頻発する。子によっては親や兄弟、他人を殺すと殺人予告するケースもある。
このステージでは、いつ自殺してもおかしくない時期です。OD・リストカット・首吊り・入水自殺・飛び降り自殺など決行します。過去約20年で、保護者が相談に訪れ、今すぐ対処しないと自殺する可能性があることを伝えましたが、保護者は安易に考え時間を経過させた結果、自殺した児童は18名(小学生~大学1年生)おりました。
過去最長の引きこもり、若年では、小学2年生(ADHD、性格、家庭環境が問題)で不登校になり保護者が30歳まで放置し続け、引きこもり状態、自殺未遂を繰り返していた方、中学2年生から40歳まで引きこもりだった方がおります。
(1)いじめが原因で不登校になる。
(2)成績不振で不登校になる。
(3)家庭環境が問題で不登校になる。
(4)精神疾患で不登校になる。
(5)環境への適応が出来ずに不登校になる
(6)性格が対人関係の問題を引き起こしている
(7)教員との問題を抱えている
(8)ASD/ADHD・発達障害の影響で言語整理・理解
・別室登校させる
・学校まで行ったら直ぐ帰る(タッチ登校)
・嫌なら無理をしなくていいといい帰宅させる
・マンガや動画、ゲームをし放題にさせる
・わがままを言っても注意しない(親が言いなり状態)
・行ける時にだけ学校に行こうと伝える
・学校に行かなくてもいいと伝える
・本人が行く気になるまで待ち続ける(放置)
・友人はいらないと伝える
・親が子にズル休みと言い放つ
上記がよくあるやってはいけない言動です。
学校の教員の殆どが不登校改善には不慣れです、不登校の解決方法を全く知らない教員は別室登校を促し、不登校を悪化させます。
更に酷いケースだと、家庭訪問もせず放置します。(電話で生活状況や勉強についての確認もなく、プリント等も渡すこともありません)
【児童と保護者に必要な条件】
1.親が再登校に対し本気である
2.不登校は子どもの問題ではなく、家族の問題であり、課題と捉えている
3.親に問題があれば親が自身を見直し変わろうとする決意がある
4.家庭に問題があれば家族全員で解決しようとしている
5.児童より親が本気である
6.児童に発達障害があると分かっても、それに対する対策を講じる構えが出来ている
7.心理士のアドバイスをしっかり聞き、確実に着実に実行に移している
8.親の決意と変化を児童がしっかり認識している
9.子どもの試し行動に毅然とした態度で対処できる(子どものいいなりをやめる)
※これらのうちどれか欠けている場合は、再登校に時間がかかったり、子どもが登校したくないことから言うことを聞かずに不登校相談を拒否し、親自体が解決を投げだします。
【心理士に必要な条件】
1.児童心理を熟知している
2.精神疾患を熟知している(判断・識別できる)
3.発達障害を熟知している(判断・識別できる)
4.不登校の再登校への受け入れと送り出しの手順を熟知している
5.児童の心を読み、プラスの方向へ促せる不登校相談の技量を持ち合わせている
6.保護者の気持ちを理解し、保護者に今必要なアドバイスを熟知している
7.児童に対して用いてはならない言動(衝動的・刺激的)を熟知している
他所と行うことは全く異なります
【重要】
当所の不登校相談は、他所と行うことが全く異なります。他所は様子を見たり、カウンセリング同調したり、自己肯定感を上げようとするだけですが、当所では根本的原因を明確にし今後同じ様な状況になった際に対処できるようにすることが目的です。再登校は当然であり、今後の人生で困らないようにするのが目的となります。当所のプログラムは他で受けることは出来ません。その為、他所で上手くいかずに当所に相談先を変えた方々の多くが、私たちが望んでいた不登校相談と改善プログラムは、正にこのようなものでした!とご意見いただいております。不登校相談は、どこに行っても同じだと思っている方がおりますが、全く異なります。
東北地方で唯一の実績
不登校相談を5000件以上行い、過去の5年で96%以上の再登校率、専門的知識をもつ団体は東北地方で当所のみです。
【重要】すぐ予約が出来る実績のないところに相談に行き、結果的に解決されずに再予約する方がおります。
1.保護者ヒアリング80分~110分→2.児童ヒアリング80分+保護者同席30分(計110分)(不登校の原因について説明)→3.再登校プログラム(平均110分7回)※保護者は父母個別でプログラム平均110分7回を受講→4.児童と保護者同席80分~110分(登校日の確定・今後の選択についての話し合い) →5.継続相談:精神状態と登校状況の確認、勉強方法等の助言を含めた面談の継続(状況により家庭教師の補助)再登校後1か月は週1回50分の面談、2か月目~3か月目は2週間に1回50分(通常はこの段階で終了となります。)→特性や問題がある場合は6段階目へ移行します。6.週一または2週に1回、段々と月1~2に間隔を空け精神状態、特性の順応、家庭訪問、家庭環境の確認を行います。
※保護者ヒアリングの予約を取る際に、児童面談80分+保護者同席30分、プログラムと継続相談分を先約することが可能です。
注意:少ない時で30件、多い時で50件の不登校相談が毎月入りますので混み合う時期(5~6か月待ち)となりますので、都度、予約を取る場合は、初回ヒアリング申込みからプログラム開始まで1年かかります。先約しないと1年お待ち頂くこととなりますのでご注意下さい。
※児童プログラムは年齢(小学生以下)や特性(ASD/ADHD等)がある場合は80分×9回となる場合があります。
※特性(ASD/ADHD等)がある場合は110分8回となる場合があります。
※保護者ヒアリングせずに児童面談は行いません。児童の初回面談時から時系列・出来事を全て聞きだすのは本人の負担になることと信頼関係構築に影響が及び可能性があること、また、不要な時間がかかるからです。
※プログラムは3週間で受講完了を推奨、遅くても1か月以内に終えるのが望ましいです。
※プログラム受講が保護者が片方だけ等の場合は、プログラムを受けていない側は安定期が過ぎるまで児童と一定の距離をとって頂きます。 (注意:両親が共に子どもと向き合わないと再登校率は低下しますので、その点のみご理解ください。)
※学校の先生や友人など人間関係が原因で不登校になっているケースや両親の不仲による不登校の場合はご両親含め認知教育カウンセリングをお受けいただきます。
※プログラムはオンラインでも可能ですが、面談と比較すると効果が低下する傾向があります。また、面談と比べ回数が増えます。
・不登校を放置した結果:過去の実際の例