1.親が話を聞いてあげればすぐに不登校が改善する
2.カイロプラクティックでマッサージすれば不登校が改善する
3.別室登校していればいつかクラスに入れるようになる
4.精神科で薬をもらい投薬を続ければ不登校が改善する
上記、改善するとは思えません。当所で不登校が簡単に改善する理由(方法)は以下にあります。
1.親の性格や教育・養育を再教育する
不登校は子供の問題と捉えている親に不登校は家族の課題と認識させる、●●なんだけど~●●でねぇ~●●かなぁ~とタメ口で他人ごとのように話したり、ふんぞり返りや足組腕組みをしている親もしっかり教育すれば、背筋を伸ばし本気で取り組む(本気で不登校改善をしようと考える)ようになります。また、子供の言いなり状態を改善し毅然とした対応が出来るように教え込みます。
2.不登校理由を確実に特定する
不登校になる理由は大きく分けて8つあります、
(1)いじめが原因で不登校になる。
(2)成績不振で不登校になる。
(3)家庭環境が問題で不登校になる。
(4)精神疾患で不登校になる。
(5)環境への適応が出来ずに不登校になる
(6)性格が対人関係の問題を引き起こしている
(7)教員との問題を抱えている
(8)ASD/ADHD・発達障害の影響で言語整理・理解
原因を明確にすることで最短で解決を図れるのです。
3.児童に登校したいという意思に気付かせる
時間が経過すると児童は学校に行きたくないから学校に行けないになっていきます。学校に行けない理由すらわからなくなるくらい放置してしまうケースもあります。このような児童は日々同じことの繰り返しで一日を過ごします。例えば、朝起きて食事を取り、マンガを読んで午後から夕方までスマホ、タブレットテレビゲームをして過ごすという日々です。今日に不安な子は朝体調を崩し、明日に不安な子は夜に体調を崩します。このような症状を読み取りながら、今の気持ちと理想をしっかり認識させ学校に行くべき、行きたいという気持ちに気付かせていくのです。
4.不安と問題、課題を明確にする
(不安障害・睡眠障害になっていないかも確認) 児童はどこに不安があるのかを明確にします、1.学校 2.学校の雰囲気 3.学校の他生徒 4.学校の先生 5.学校の規則 6.教室というようにどの領域、どのような状況に反応するのか確認してください。(場面寡黙や見えない不安で不安障害になっている場合はカウンセリング技法が変わります。)
5.児童に自分の人格や性格を把握させる
人の性格と人格に基礎について変えて下さい、その後、自分の性格と人格を分かりやすく説明し、不登校とのつながりも説明していきます。 児童が無意識で行きたくないと感じていたことに気付かせるのも必要ですし、行きたくない理由は自分の性格にもあることにも気づかせてください。
※不登校児童の多くは否定的な捉え方をする傾向があるので自己肯定感を上げるようにカウンセリングしてください。
6.コミュニケーションの基礎を教える
自閉から親交までの過程を理解させ、コミュニケーションレベルを上げる方法を教えます。友人の増やし方や、対人関係が苦手な場合の距離の置き方なども同時に変えて下さい。
7.不安と自信は表裏一体であることに気付かせる
不安は挑戦しようとしている証、今の不安は悲観的な傾向が生んでいる単なる感情で実態は存在しないことに気付かせてください。例え話をして分かりやすく説明し、努力と疲弊に共感してあげて下さい。
8.規則正しい生活や依存傾向(ゲーム等)の自己管理をさせる
自己管理が出来てい会ない場合は親が放置または過剰な管理が原因です。子を信じ、約束(決意)を持たせるのです。また、時間の概念やスケジュール管理も自分で出来るように教育してください。
9.親子の会話や心情の共有を図る
不登校家庭の多くがコミュニケーション不足です、コミュニケーションを知らない親は子供とテレビを見て笑い合うことがコミュニケーションだと思い込んでいる場合が多いです、また、●●をしたから凄い、●●をしてくれてありがとうという条件付きでのコミュニケーションしかしていない場合が多いので、親から子への会話を無条件の愛情になるように、声掛けの仕方を変えて下さい。
10.自己の存在と意義、目的と目標を掲げさせる
児童の生後から現在までの話や成長について共に振り返りましょう、自分の存在は親の喜びで、不登校は一つの経験であると認識させ、これから将来の目標や理想を掲げさせてください。
上記の10の工程を行うことで不登校は改善します。
11.特性(ASD/ADHD)がある場合は認知行動療法と構造化を教えます。
忘れ物が多い、勉強が集中できない、心の切り替えが苦手など特性がある場合は特性に対する認知行動療法と構造化を教えます。
詳しくは:1.ASD 2.ADHD の記事をご覧ください。
・ASD/ADHDが原因で不登校になっているケース
12.子どもの試し行動に対する対応を身につける
子どもの試し行動に引っかかり親が言いなりになったり顔色を伺うことをやめ、正しく子どもと接するように学びます。親が厳し過ぎて子どもが不登校になっているケースでは親は極端に何でも容認してしまい子どもは言うことを聞かなくなります。子どもの言葉をそのまま鵜呑みにせず、子どもの本心を読み解き冷静に対応するようにします。
※子どもが幼ければ幼い程、試し行動に翻弄されますので客観性が重要です。
不登校相談数、約6,800件(令和6年5月現在)児童面談数総計約12,500人、不登校を改善していますが、1~2年に1組が不登校改善を投げ出すケースがあります。このようなケースでは親の性格に問題がある場合があります。投げ出しを行った0.1%を除いては100%再登校させています。
【児童と保護者に必要な条件】
1.親が再登校に対し本気である
2.不登校は子どもの問題ではなく、家族の問題であり、課題と捉えている
3.親に問題があれば親が自身を見直し変わろうとする決意がある
4.家庭に問題があれば家族全員で解決しようとしている
5.児童より親が本気である
6.児童に発達障害があると分かっても、それに対する対策を講じる構えが出来ている
7.心理士のアドバイスをしっかり聞き、確実に着実に実行に移している
8.親の決意と変化を児童がしっかり認識している
9.子どもの試し行動に毅然とした態度で対処できる(子どものいいなりをやめる)
※これらのうちどれか欠けている場合は、再登校に時間がかかったり、子どもが登校したくないことから言うことを聞かずに不登校相談を拒否し、親自体が解決を投げだします。
【心理士に必要な条件】
1.児童心理を熟知している
2.精神疾患を熟知している(判断・識別できる)
3.発達障害を熟知している(判断・識別できる)
4.不登校の再登校への受け入れと送り出しの手順を熟知している
5.児童の心を読み、プラスの方向へ促せる相談の技量を持ち合わせている
6.保護者の気持ちを理解し、保護者に今必要なアドバイスを熟知している
7.児童に対して用いてはならない言動(衝動的・刺激的)を熟知している
不登校相談数、約6,800件(令和6年5月現在)児童面談数総計約12,500人
【重要】
当所の不登校相談は、他所と行うことが全く異なります。他所は様子を見たり、カウンセリング同調したり、自己肯定感を上げようとするだけですが、当所では根本的原因を明確にし今後同じ様な状況になった際に対処できるようにすることが目的です。再登校は当然であり、今後の人生で困らないようにするのが目的となります。当所のプログラムは他で受けることは出来ません。その為、他所で上手くいかずに当所に相談先を変えた方々の多くが、私たちが望んでいた不登校相談と改善プログラムは、正にこのようなものでした!とご意見いただいております。不登校相談は、どこに行っても同じだと思っている方がおりますが、全く異なります。
1.保護者ヒアリング80分~110分→2.児童ヒアリング80分+保護者同席30分(計110分)(不登校の原因について説明)→3.再登校プログラム(平均110分7回)※保護者は父母個別でプログラム平均110分7回を受講→4.児童と保護者同席80分~110分(登校日の確定・今後の選択についての話し合い) →5.継続相談:精神状態と登校状況の確認、勉強方法等の助言を含めた面談の継続(状況により家庭教師の補助)再登校後1か月は週1回50分の面談、2か月目~3か月目は2週間に1回50分(通常はこの段階で終了となります。)→特性や問題がある場合は6段階目へ移行します。6.週一または2週に1回、段々と月1~2に間隔を空け精神状態、特性の順応、家庭訪問、家庭環境の確認を行います。
※保護者ヒアリングの予約を取る際に、児童面談80分+保護者同席30分、プログラムと継続相談分を先約することが可能です。 注意:少ない時で30件、多い時で50件の不登校相談が毎月入りますので混み合う時期は5~6か月待ちとなりますので、都度、予約を取る場合は、初回ヒアリング申込みからプログラム開始まで1年かかります。先約しないと1年お待ち頂くこととなりますのでご注意下さい。
※児童プログラムは年齢(小学生以下)や特性(ASD/ADHD等)がある場合は80分×9回となる場合があります。
※特性(ASD/ADHD等)がある場合は110分8回となる場合があります。
※保護者ヒアリングせずに児童面談は行いません。児童の初回面談時から時系列・出来事を全て聞きだすのは本人の負担になることと信頼関係構築に影響が及び可能性があること、また、不要な時間がかかるからです。
※プログラムは3週間で受講完了を推奨、遅くても1か月以内に終えるのが望ましいです。
※プログラム受講が保護者が片方だけ等の場合は、プログラムを受けていない側は安定期が過ぎるまで児童と一定の距離をとって頂きます。(注意:両親が共に子どもと向き合わないと再登校率は低下しますので、その点のみご理解ください。)
※学校の先生や友人など人間関係が原因で不登校になっているケースや両親の不仲による不登校の場合はご両親含め認知教育プログラムをお受けいただきます。
※プログラムはオンラインでも可能ですが、面談と比較すると効果が低下する傾向があります。また、面談と比べ回数が増えます。
【お子さんが来所に抵抗がある場合】
相談センターへ行くことに抵抗があるお子様の場合は出張相談にてご自宅でお話をお伺いすることも可能です。仙台市以外、宮城県内、以外、秋田県・青森県・岩手県・山形県・福島県など東北6県をベースに全国へ出向きます。
【子どもが不登校相談の面談を受けたくないと言っている場合】
・子どもが不登校相談の面談を受けたくないと言っている場合について
相談料 | 50分 10,000円 以後延長 30分 6,000
※キャンセル料金に関しましてはQ&Aをご参照ください。 |