娘が不登校になったのは4年前のこと、学校を休みがちになりました、初めはテストがある日や塾がある日に休むようになり、それから段々と休む日が多くなりました。
学校に行きたくないと朝は泣き、昼過ぎまで寝て起きない生活が半年も過ぎ、どうしていいか分からなくなりました、担任の先生は休んでいる間に行われたテストの答案用紙や行事に関する連絡物などを渡してくれました。月に一度でもいいから学校へ顔を出すようにとアドバイスを頂き学校へ娘を連れて行きましたが娘は車から降りませんでした、担任の先生や学年主任の先生が駐車場まできてくれ娘と話をしてくれました。この様な生活が3年半以上経過し児童相談所や子育て相談所にも相談しましたが娘が学校へ行けるようにはなりませんでした。
娘は来年で中学3年生になります、高校への進学はさせてやりたいと考えてインターネットで不登校について調べたり同じ境遇の方のブログを読んだりSNSで意見をもらったりしていました、そんな中、仙台家庭問題相談センターで同じような不登校の子供を登校できるようになったという親御さんの話を聞き相談することにしました。私たちは引っ越しも2度繰り返し、学校も変え、ここが最後の頼みの綱でした。 最初は妻と二人で相談に行きました、不登校になる前からの生活について教えてくださいとの問いから始まりました。妻が先生の質問に答えました。娘が不登校になる前も今も家庭内では何も変わっていません、ただ学校に行きたくないと言うのです。では、学校で何かありませんでしたか?と聞かれ、不登校になる頃に女の子の友達が娘に対して遊んでいる時に嫌なことを言ったそうです、○○ちゃんのこういうところが嫌い。と言われたそうです。
それで、あなたは娘さんに何と声をかけたのですか?と聞かれ、私は娘に対し「あなたはあなた、他人は他人」と考えればいいのと話しました。基本的に私は何事も私は私、他人は他人と考える方です、いちいち他人の考えに合わせていては面倒ですから。と答えました。 不登校になる理由は大きく分けて「いじめ・学力不振」の二つがあるそうです、娘さんの学力はどうですか?と聞かれ娘は通学はしていませんが学力的には上位5番には必ず入る成績です、それもあり学校へ行かなくても自由に自宅で勉強が出来ているので妻はそれほど重く受け止めていません。 学力不振ではない、しかし、いじめを受け続けての不登校でもない。だから何故、娘が不登校なのか分からないのです。 娘さんに直接、聞きましたか?と聞かれ、娘に聞いても行きたくないとしか言いませんと答えました。 先生が私たち夫婦について聞きました。「あなた方、夫婦は上手くいっていますか?不仲ではないですか?例えば奥さんが旦那さんの意見を聞かないとか、旦那さんが子育てを全て奥さんに任せ押し付ける様にしてるとか?」 ドキッとしましたが、正直に答えました。実は離婚しようと話し合い中です。妻と話していても話が二転三転し興奮しながら話す性格です、仕事もキャリアウーマンといった感じで男性の部下もいるので態度もこの通り、相談に来ていても踏ん反り返りながら聞くんです。この話の途中でも妻は私を睨みながら愚痴をこぼしました。
本日の相談は娘さんの不登校ということなので、この件に関しお話ししますが、お二人の関係性や考え方が大きな要因と感じますと言われました。 何故、娘さんは学校へ行きたがらないか、特にテストがある日や塾がある日には嫌がるか、複数の塾に通い学校のテストを嫌がる、きっとお母さんが塾だテストだもっと頑張れ!もっと頑張れ!今回は何点、次は何点、と言い続けませんでしたか?友人との問題でも他人は他人、あなたはあなた。と言ったそうですが、お母さんの考えが間違っていることをお母さん自身が気付かずにいるのですと言われ、妻が先生に激しい声で何が悪いんですか!じゃあなんて言えばいいわけ!と踏ん反り返りました。すると先生は他人は他人、自分は自分とは言わずに、そのお友達は○○ちゃんのいいところが分かるから、親切に教えてくれたんだね。でも、ちょっと傷ついたよね。○○ちゃんは優しいから傷ついたんだね、お母さんはお友達の文句を言ったり自分は自分、こんなお友達いらないなんて言わない○○ちゃんが大好きだよ。」と、言えば他人を否定したり自分を孤立させずに済むのではないですか?他人は他人と否定する前に自分は支えられ生きているということを今のうちから教えてあげないと冷たい大人になりますよ?親とは木の上に立ち見ると書きます、時には親の感情を抑え木の上から静かに見守ることも大切なのです、お子さんはお母さんの教育ママに疲れたのだと思いますよ、テストや塾の日に休む、しかし学校が嫌いなわけでも友人と仲が悪いわけでもない、理由を親に言えないのは、お母さんの教育に疲れたから、そして子からすると親の言うことは全て正しい、これが当たり前の教育で自分はこの世界で生きていくのが辛い、勉強は好きで毎日、自分でやるけれど試されるテストが嫌い、試されお母さんの評価を得るのも疲れた。と、感じているはずです。
まずは、今まで背負わせたものについてよく考え、子の将来についてお子さんと話し合う事、来年にはもう中学3年生ですので将来について考えているはずです、もう背負わせるのはやめ、自己の判断に任せるべきところは任せ、評価を気にせず、自分の力を出し切るという基本に返ることを教えてあげてください。と、助言されました。相談の終わりに先生が「子どもへの期待は親の勝手、親の大きさと比例して子は育ちます」と言われ妻と私は親として間違った助言や間違った期待で育てていたと気付きました。 それから翌日、娘と妻と3人で、言われたことを話し合いました。娘は妻の教育ママぶりやテストが嫌だったと自分から語りました、妻は心が張り裂けそうになった、この子のためと思ってやってきたことが苦しめていたなんてと涙を流しながら語りました。その後、学校の先生の協力もあり、それから月一回の駐車場通学から週一の特別室通学となり2ヶ月後には週一の学級通学から始め4ヶ月後には通常の通学が出来る様になりました。もっと早く相談すればよかったと後悔しています。その他、娘と私の関わり合い方や子育てに関する幼児教育なども丁寧に教えてくれました。本当に感謝しています、有難うございました。
娘は来年で中学3年生になります、高校への進学はさせてやりたいと考えてインターネットで不登校について調べたり同じ境遇の方のブログを読んだりSNSで意見をもらったりしていました、そんな中、仙台家庭問題相談センターで同じような不登校の子供を登校できるようになったという親御さんの話を聞き相談することにしました。私たちは引っ越しも2度繰り返し、学校も変え、ここが最後の頼みの綱でした。 最初は妻と二人で相談に行きました、不登校になる前からの生活について教えてくださいとの問いから始まりました。妻が先生の質問に答えました。娘が不登校になる前も今も家庭内では何も変わっていません、ただ学校に行きたくないと言うのです。では、学校で何かありませんでしたか?と聞かれ、不登校になる頃に女の子の友達が娘に対して遊んでいる時に嫌なことを言ったそうです、○○ちゃんのこういうところが嫌い。と言われたそうです。
それで、あなたは娘さんに何と声をかけたのですか?と聞かれ、私は娘に対し「あなたはあなた、他人は他人」と考えればいいのと話しました。基本的に私は何事も私は私、他人は他人と考える方です、いちいち他人の考えに合わせていては面倒ですから。と答えました。 不登校になる理由は大きく分けて「いじめ・学力不振」の二つがあるそうです、娘さんの学力はどうですか?と聞かれ娘は通学はしていませんが学力的には上位5番には必ず入る成績です、それもあり学校へ行かなくても自由に自宅で勉強が出来ているので妻はそれほど重く受け止めていません。 学力不振ではない、しかし、いじめを受け続けての不登校でもない。だから何故、娘が不登校なのか分からないのです。 娘さんに直接、聞きましたか?と聞かれ、娘に聞いても行きたくないとしか言いませんと答えました。 先生が私たち夫婦について聞きました。「あなた方、夫婦は上手くいっていますか?不仲ではないですか?例えば奥さんが旦那さんの意見を聞かないとか、旦那さんが子育てを全て奥さんに任せ押し付ける様にしてるとか?」 ドキッとしましたが、正直に答えました。実は離婚しようと話し合い中です。妻と話していても話が二転三転し興奮しながら話す性格です、仕事もキャリアウーマンといった感じで男性の部下もいるので態度もこの通り、相談に来ていても踏ん反り返りながら聞くんです。この話の途中でも妻は私を睨みながら愚痴をこぼしました。
本日の相談は娘さんの不登校ということなので、この件に関しお話ししますが、お二人の関係性や考え方が大きな要因と感じますと言われました。 何故、娘さんは学校へ行きたがらないか、特にテストがある日や塾がある日には嫌がるか、複数の塾に通い学校のテストを嫌がる、きっとお母さんが塾だテストだもっと頑張れ!もっと頑張れ!今回は何点、次は何点、と言い続けませんでしたか?友人との問題でも他人は他人、あなたはあなた。と言ったそうですが、お母さんの考えが間違っていることをお母さん自身が気付かずにいるのですと言われ、妻が先生に激しい声で何が悪いんですか!じゃあなんて言えばいいわけ!と踏ん反り返りました。すると先生は他人は他人、自分は自分とは言わずに、そのお友達は○○ちゃんのいいところが分かるから、親切に教えてくれたんだね。でも、ちょっと傷ついたよね。○○ちゃんは優しいから傷ついたんだね、お母さんはお友達の文句を言ったり自分は自分、こんなお友達いらないなんて言わない○○ちゃんが大好きだよ。」と、言えば他人を否定したり自分を孤立させずに済むのではないですか?他人は他人と否定する前に自分は支えられ生きているということを今のうちから教えてあげないと冷たい大人になりますよ?親とは木の上に立ち見ると書きます、時には親の感情を抑え木の上から静かに見守ることも大切なのです、お子さんはお母さんの教育ママに疲れたのだと思いますよ、テストや塾の日に休む、しかし学校が嫌いなわけでも友人と仲が悪いわけでもない、理由を親に言えないのは、お母さんの教育に疲れたから、そして子からすると親の言うことは全て正しい、これが当たり前の教育で自分はこの世界で生きていくのが辛い、勉強は好きで毎日、自分でやるけれど試されるテストが嫌い、試されお母さんの評価を得るのも疲れた。と、感じているはずです。
まずは、今まで背負わせたものについてよく考え、子の将来についてお子さんと話し合う事、来年にはもう中学3年生ですので将来について考えているはずです、もう背負わせるのはやめ、自己の判断に任せるべきところは任せ、評価を気にせず、自分の力を出し切るという基本に返ることを教えてあげてください。と、助言されました。相談の終わりに先生が「子どもへの期待は親の勝手、親の大きさと比例して子は育ちます」と言われ妻と私は親として間違った助言や間違った期待で育てていたと気付きました。 それから翌日、娘と妻と3人で、言われたことを話し合いました。娘は妻の教育ママぶりやテストが嫌だったと自分から語りました、妻は心が張り裂けそうになった、この子のためと思ってやってきたことが苦しめていたなんてと涙を流しながら語りました。その後、学校の先生の協力もあり、それから月一回の駐車場通学から週一の特別室通学となり2ヶ月後には週一の学級通学から始め4ヶ月後には通常の通学が出来る様になりました。もっと早く相談すればよかったと後悔しています。その他、娘と私の関わり合い方や子育てに関する幼児教育なども丁寧に教えてくれました。本当に感謝しています、有難うございました。
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