私は23年前、16歳の春、部活が終わり夕方帰宅途中に強姦されました。帰宅後、すぐにシャワーを浴び、体液を掻き出すように洗いました、心臓が張り裂けるほどドキドキしながらこれは夢だこれは夢だ悪夢だと思いました。両親にも言えず、自分の部屋にこもりました。その日から何度も何度もあの男を思い出し、恐怖に耐える日々でした、帰宅が怖くて学校は休みがちになりましたが何とか卒業することができました。卒業後、専門学校へ行き社会人となりましたが、あの事件以来、男性恐怖症となり男性とお付き合いしたこともありません、インターネットで同じ境遇の方と会話したりして誰にも言えない苦しさを発散していました。年齢も29歳ということもあり、両親が結婚したらどうだと言う様になり、初めて親の年老いていく姿を見たような気持ちになり、これからどうして行けばいいか考えていました。
自分一人では答えが見つからず、男性への恐怖心もありカウンセリングを受けてみようとカウンセラーをネットで探し3件行きました。 13年前の事件の事を話し、その後の私の人生についても聞かれました、3件のカウンセラーの先生が同じことを言いました。自分の人生を振り返り、男性恐怖症を克服するためにサークルなどに参加し同じ女性がいる場から慣れていくように勧められました。アドバイスされたようにスクールに通いました、でも、この人も怖い面があるのではないかと疑ってしまい長続きしませんでした。それから精神科へ行き事件のことからその後のことを話しました。病気と言えば病気、心療内科で投薬しながらゆっくり現実と向き合う様にと言われました、それから3ヶ月ほど経ち、薬の力もありあまり考えなくなり気持ちは楽になりましたが何も生活が変わりませんでした。今の気持ちを病院の先生に話したら仙台家庭問題相談センターというところで同じ様な事件で悩んでいる人が相談して投薬なしで回復したと患者さんから聞いたことがあるので、そういうセンターに一度、相談するもの一つと言われ問い合わせてみました。 何から話したらいいか、事件のことを頭から言いたくないという気持ち、恥ずかしい、やっぱり止めようかと悩み、何度も電話番号を打っては止めるを繰り返しましたが勇気を振り絞り電話しました。
13年前に暴行された件と今後について相談したいと伝えると予約制とのことでネットから予約しました、それから5日後、面談相談とカウンセリングを兼ねて伺いました。 凄く緊張していましたが、カウンセラーの先生が笑顔でお待ちしておりました。と言って下さりほっとしました。 挨拶をし、何度も電話番号を打っては消してを繰り返し勇気を振り絞り来ましたと私が言うと先生が「頑張りましたね、色々な気持ちや考えがあなたの判断を悩ませ苦しみましたね、あなたは負けずに一歩踏み出した、この一歩であなたの人生は変わります。大丈夫。」と言って下さり、涙が流れました。
13年前の事件について、その後の人生について、人間関係が上手くいかないことなどを相談しました、13年前の事件、この件に関して誰も思い出す必要はない、忘れて次に行けばいいとアドバイスしてきました、以前のカウンセラーの先生も同様でした。 でも、阿部先生は13年前の事件について、正直に思い出せることを全て思い出し説明して下さい、思い出せるけど、思い出したくないと脳がフリーズした時はフリーズしたことを教えてください、どこのどの場面でフリーズしたかはっきりと教えてください、あなたがこの暗闇から抜け出すには現実と向き合う必要があります、あなたは13年かけ、自分の足で歩む準備が整ったのでここに来たのです、この世の24時間356日、あなたの29年は物理的な時間であり空間ですが、あなたの魂、心の時間は16歳から止まっています、13年前に戻りあなたを連れて今の時間まで戻ります。私に話すという感覚ではなく、13年前の自分と向き合い自分自身に話しかけるが如く思い出して吐き出してください。と言いました。 私は13年前のことをはっきり覚えています、部活が終わり帰宅途中、駅から徒歩で歩いていて暗い道に入ると後ろから男の人、30代ぐらいの人が私の口を塞ぎ引きずり林の方へ連れて行きました、声を出し力いっぱい抵抗しましたが頭やお腹を殴られ力が出ずに侵されました。私の人生が狂いました。男性が怖いのもですが、他人の表と裏が嫌で友達も作りませんでした。1時間ほど経緯を話しました、沢山、泣きました、これほど何も考えずに泣いたのは初めてかもしれません。
先生がおっしゃいました、13年前の事件はあなたの人生を狂わせた、あなたは自分を失い自分の価値を見失いましたね、犯人を許すこともできないでしょう、あなたの恨みは一生続くでしょうが、恨みに自分が呑み込まれてはいけません、あなたの人生はあなたが主役なんです、あなたは話の中で私は侵されたので汚れた汚い体になった、一生、これは綺麗にはならないとおっしゃいました、侵されたから汚いではなく、好きではない人と性行為を行ったから汚いと感じていませんか、そしてあなたは本当の愛をまだ知らないから一生、立ち直れないと思い込んでいると思います、13年前に起きたことはもう、元通りには戻せません、この事件を受け止めるしかないんです、どう受け止めるか、事実を認め、あなたの価値を見出すことです、本当にあなたを必要とし愛してくれる人は必ずいます、本当の愛はあなたの全てを愛します、全ての罪も受け止めます。そういう愛に気付くには、あなたの心が「穏やかで、しなやかで、したたかで、軽やかで」なければなりません。この事件がきっかけになり人間関係もうまく築けないとのことですが、全てこの事件のせいにしてませんか、16歳は純粋です、純粋な心のまま今に至ります、成人し年齢も違えば経験や環境が異なる人が一つの空間で生活(仕事)すれば何かしら衝突や問題が起きます、それでも人は心の豊かさで相手を尊重し繋がり生き続けなければなりません。 否定するより自分に出来ることを考え、反省し、相手への怒りや不満を自分の成長の肥やしとする生き方の方が何倍も景色は美しく心に安らぎを与えてくれます。その他、様々なアドバイスも頂きました。
私は先生の真剣で優しい目をみながら話を聞き、自分があの事件から被害者としてしか物事もをみれなくなっていたこと、何も悪いことをしていない人でも疑ってしまい人間関係から逃げていたことに気付きました。あの男を許せない、殺したいと何度も何度も何度も思いましたが、先生と話して過去より未来が長く感じ、気持ちが楽になったような、今から前を向いて頑張らないといけないんだという気持ちになりました。 相談してから4ヶ月が経ちます(計15回のカウンセリングをして頂きました。)人間関係が不得意で工場の製造の仕事をしていましたが、今は事務職に転職し会社の男性とも少しづつ自分から会話するようになり、ご飯を食べに行ったりできる様になりました。たまに事件を思い出し呼吸が早くなる時もありますが、薬に頼らず自分の決意を確認するようにしています。仙台家庭問題相談センターと阿部先生に出逢えたことで今があります、本当に有難うございました。
自分一人では答えが見つからず、男性への恐怖心もありカウンセリングを受けてみようとカウンセラーをネットで探し3件行きました。 13年前の事件の事を話し、その後の私の人生についても聞かれました、3件のカウンセラーの先生が同じことを言いました。自分の人生を振り返り、男性恐怖症を克服するためにサークルなどに参加し同じ女性がいる場から慣れていくように勧められました。アドバイスされたようにスクールに通いました、でも、この人も怖い面があるのではないかと疑ってしまい長続きしませんでした。それから精神科へ行き事件のことからその後のことを話しました。病気と言えば病気、心療内科で投薬しながらゆっくり現実と向き合う様にと言われました、それから3ヶ月ほど経ち、薬の力もありあまり考えなくなり気持ちは楽になりましたが何も生活が変わりませんでした。今の気持ちを病院の先生に話したら仙台家庭問題相談センターというところで同じ様な事件で悩んでいる人が相談して投薬なしで回復したと患者さんから聞いたことがあるので、そういうセンターに一度、相談するもの一つと言われ問い合わせてみました。 何から話したらいいか、事件のことを頭から言いたくないという気持ち、恥ずかしい、やっぱり止めようかと悩み、何度も電話番号を打っては止めるを繰り返しましたが勇気を振り絞り電話しました。
13年前に暴行された件と今後について相談したいと伝えると予約制とのことでネットから予約しました、それから5日後、面談相談とカウンセリングを兼ねて伺いました。 凄く緊張していましたが、カウンセラーの先生が笑顔でお待ちしておりました。と言って下さりほっとしました。 挨拶をし、何度も電話番号を打っては消してを繰り返し勇気を振り絞り来ましたと私が言うと先生が「頑張りましたね、色々な気持ちや考えがあなたの判断を悩ませ苦しみましたね、あなたは負けずに一歩踏み出した、この一歩であなたの人生は変わります。大丈夫。」と言って下さり、涙が流れました。
13年前の事件について、その後の人生について、人間関係が上手くいかないことなどを相談しました、13年前の事件、この件に関して誰も思い出す必要はない、忘れて次に行けばいいとアドバイスしてきました、以前のカウンセラーの先生も同様でした。 でも、阿部先生は13年前の事件について、正直に思い出せることを全て思い出し説明して下さい、思い出せるけど、思い出したくないと脳がフリーズした時はフリーズしたことを教えてください、どこのどの場面でフリーズしたかはっきりと教えてください、あなたがこの暗闇から抜け出すには現実と向き合う必要があります、あなたは13年かけ、自分の足で歩む準備が整ったのでここに来たのです、この世の24時間356日、あなたの29年は物理的な時間であり空間ですが、あなたの魂、心の時間は16歳から止まっています、13年前に戻りあなたを連れて今の時間まで戻ります。私に話すという感覚ではなく、13年前の自分と向き合い自分自身に話しかけるが如く思い出して吐き出してください。と言いました。 私は13年前のことをはっきり覚えています、部活が終わり帰宅途中、駅から徒歩で歩いていて暗い道に入ると後ろから男の人、30代ぐらいの人が私の口を塞ぎ引きずり林の方へ連れて行きました、声を出し力いっぱい抵抗しましたが頭やお腹を殴られ力が出ずに侵されました。私の人生が狂いました。男性が怖いのもですが、他人の表と裏が嫌で友達も作りませんでした。1時間ほど経緯を話しました、沢山、泣きました、これほど何も考えずに泣いたのは初めてかもしれません。
先生がおっしゃいました、13年前の事件はあなたの人生を狂わせた、あなたは自分を失い自分の価値を見失いましたね、犯人を許すこともできないでしょう、あなたの恨みは一生続くでしょうが、恨みに自分が呑み込まれてはいけません、あなたの人生はあなたが主役なんです、あなたは話の中で私は侵されたので汚れた汚い体になった、一生、これは綺麗にはならないとおっしゃいました、侵されたから汚いではなく、好きではない人と性行為を行ったから汚いと感じていませんか、そしてあなたは本当の愛をまだ知らないから一生、立ち直れないと思い込んでいると思います、13年前に起きたことはもう、元通りには戻せません、この事件を受け止めるしかないんです、どう受け止めるか、事実を認め、あなたの価値を見出すことです、本当にあなたを必要とし愛してくれる人は必ずいます、本当の愛はあなたの全てを愛します、全ての罪も受け止めます。そういう愛に気付くには、あなたの心が「穏やかで、しなやかで、したたかで、軽やかで」なければなりません。この事件がきっかけになり人間関係もうまく築けないとのことですが、全てこの事件のせいにしてませんか、16歳は純粋です、純粋な心のまま今に至ります、成人し年齢も違えば経験や環境が異なる人が一つの空間で生活(仕事)すれば何かしら衝突や問題が起きます、それでも人は心の豊かさで相手を尊重し繋がり生き続けなければなりません。 否定するより自分に出来ることを考え、反省し、相手への怒りや不満を自分の成長の肥やしとする生き方の方が何倍も景色は美しく心に安らぎを与えてくれます。その他、様々なアドバイスも頂きました。
私は先生の真剣で優しい目をみながら話を聞き、自分があの事件から被害者としてしか物事もをみれなくなっていたこと、何も悪いことをしていない人でも疑ってしまい人間関係から逃げていたことに気付きました。あの男を許せない、殺したいと何度も何度も何度も思いましたが、先生と話して過去より未来が長く感じ、気持ちが楽になったような、今から前を向いて頑張らないといけないんだという気持ちになりました。 相談してから4ヶ月が経ちます(計15回のカウンセリングをして頂きました。)人間関係が不得意で工場の製造の仕事をしていましたが、今は事務職に転職し会社の男性とも少しづつ自分から会話するようになり、ご飯を食べに行ったりできる様になりました。たまに事件を思い出し呼吸が早くなる時もありますが、薬に頼らず自分の決意を確認するようにしています。仙台家庭問題相談センターと阿部先生に出逢えたことで今があります、本当に有難うございました。
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