【慰謝料と養育費の話し合いがまとまらない】 松島町 夫33歳 妻39歳 子供10歳(女)6歳(女)
夫が慰謝料はお金がないから払えない、払いようがない、養育費は2万なら払うが離婚したいと言ったのはお前だから育てていく覚悟があるならあとは自分でやれと言いました。育てられないなら俺が子どもを育てるから親権を渡せと言い、慰謝料もなく養育費も2万円では子どもを育てられないことから弁護士の無料相談へ3件行きました。弁護士の先生に相談したところ事情を聴くと慰謝料として請求するにしても額が低いし養育費も相手が所得が低く出せないと言えば強制的に動くのは非常に難しい、調停へ進めば互いが弁護士をつけて弁護士同士の話し合いになり話がまとまらなければ裁判に移行する可能性もあるけれど弁護士費用は着手金以外に成果報酬もかかるので、それの支払いを考えるとマイナスになると思いますよと言われました、3人の先生が言うには冷静に相手と話し合って養育費だけでももう少しもらえるようにしてはどうかと言いました。その時に仙台家庭問題相談センターがあり、現実を聞いて自分たちで和解した人たちが多いので一度、夫婦で行ってみたらと言われ電話しました。
電話して翌週に夫と行きました、最初は私から部屋に入り夫との出逢いから今に至るまでを聞かれ、夫からの暴言や物を投げられたり強く腕を掴まれたりしたこと、家のことは全て私がやり夫は何もせずに文句ばかりいう状況を詳しく伝えました。私は夫に慰謝料300万、養育費毎月8万円、これから成長し必要になる場合は増やしてほしいと要求していました。1時間半ほど話をして次は夫が部屋に入りました。1時間ぐらいして私も一緒に部屋に入り相談員の先生と3人で話し合いが始まりました、先生が言ったのは、いつからお互いがすれ違い始めたのかということと互いが自分の気持ちや状況を優先し、相手に対して分かってほしいという感情から言い合いとなり憎しみに変わっていったこと、確かに言われてみればお互いが言われたから言い返すと言う状況になっていて反省するところが多かったと思います。1時間ほどこのような話、過去を振り返る話(離婚問題以前の話)をして夫も私も様々なことに気付きました。最終的に離婚するのですかと聞かれ、夫と私は離婚に関しては心が決まっていたので離婚しますと言いました。
先生がいうには慰謝料は慰謝となるものがあるかです、法的にあるならばそれは支払うべきでしょう、しかし、今回の場合は夫婦間で物を投げ合い叫び合い、夫がたまにしか家事を手伝わなかったということですので非常に難しいところです、旦那さんが奥さんに慰謝料として渡すより、大切な娘を育てるために必要なお金、新たな人生の一歩として渡してあげる方がいいのではないでしょうか、ですので慰謝料という謝罪のお金ではなく、今後、2人が子どもを通して関わるためにも先を見た考え方が必要です。養育費に関してですが、算定表などもありますが、あくまでもあれば最低限度として決められているものであり、その家庭の状況により養育費は変わります、旦那さんは子どもにいくらお金がかかっているか分かりますか?と夫に聞き、夫は詳しく分からないけれど習い事なども入れれば10万はかかっていると思いますと言いました。何も知らない夫にイライラして10万どころか15万近くかかっていると私は言いました。先生が15万かかっている状況で2万円は苦しいですよね、仮に旦那さんが言う10万円だったとしても2万円では話し合いにならずにここにも来ることでしょう。養育費とは子どもを育てるためのお金です、奥さんの生活費ではありません。お子さんが習い事をやめて苦しい生活をすることは目に見えていますが、それで構わないということでしょうかと夫に聞き、夫はそういうわけではないけれど自分で育てるというなら2万円でいいと思ったと言いました。
先生が夫に、親権者と看護者の関係になると養育費に関する義務が減少・消滅するわけではありません、そんな無責任なことでは世の中に可哀想な子どもが増えていくからですと言いました。同じ様なご夫婦を沢山見てきましたが、あなた方のような夫婦の場合、妻が離婚後に朝晩働き子どもと過ごす時間もなく、子育てに影響が出てきます、子育てに影響が出ると言うことは子どもにとって重要な時期に親がいないということです、そして別居親であるあなたは何もしてあげれなく、状況すら知らないことになります、また、子どもに会いたくても同居親の母親が朝晩働き時間が無いと面会も拒否されます、そうするとあなたが面会交流についてここに相談にきます、だから争わずに冷静に話し合い、最低限度、必要な養育費は差し出すべきであると言ったでしょうと話すことになります、先が見えているのでハッキリ言いますが、後に問題が起きるのは明確なのです。習い事をやめさせ妻は離婚後、朝晩働き、それでもお金が足りない方は風俗でも働き子を育てています、谷底に突き落とすような気持ちで離婚しても将来、お子さんから親子の愛情を受け取ることは出来ませんからね。と言いました。
夫は俺の働いた金だと財産分与も拒否していましたが先生の話を聞いて貯金の半分450万をやると言い、養育費は毎月10万支払成長して必要な場合は相談してくれと言いました。その後、夫婦で離婚協議書を作り離婚し私と子どもはアパートを借りて新たな生活をしています、パートで働き二人の子供を育てるのは思ったより大変です、不安もありますしイライラすることも多いですが、以前のようなストレスはありません、こちらのセンターの方や先生のおかげで新たな人生が始まったと思います、本当に有難うございました。
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